家庭で使えるスパイス図鑑 −クミン−

家庭で使える−スパイス図鑑

クミンはインド料理には欠かせないスパイス。火を通すといい香りが漂い、食欲をそそります。

学名:Cuminum cyminum Linn.
科:Umbelliferae
ヒンディー語:jeera
サンスクリット語:jeeraka
  →語源はjeerna(消化する)
   →消化器官の症状によい薬草

Rasa panchaka(薬草の性質)

Rasa(味)=Katu(辛い)
Guna(性質)=Laghu(軽い), Ruksha(乾いている)
Virya=Ushna(温性)
Vipaka(消化後の味)=Katu(辛い)
Karma=vata kapha hara(ヴァータとカファを下げる、ピッタを上げる)

ピッタプラクリティの人、ピッタが上がっている人は摂り過ぎに注意。

Karma(薬草の働き)

  • Ruchya(味をよくする)
  • Deepana, Agnivardhana(消化力を上げる)
  • Grahi, Sangrahi(栄養吸収力を上げる、下痢に)
  • aadhmana ghna(ガスを排出する)
  • Pachana(毒素を消化する)
  • Jvaraghna(熱によい)
  • vrushya(性欲を促す)
  • garbhashaya suddhi kara (子宮をきれいにする/腫れを減らす)
  • Balya(体と免疫力を強くする)
  • Medhya(知性によい)
  • Chakshushya(目によい)

使用部位

服用量

3−6gm(日に1から2回。食後。)
温かいお湯/はちみつ/ギーと一緒に摂る。

クミンが入っているアーユルヴェーダの薬

  • jeerakadi modaka
  • jeerakadya churna
  • jeerakadya taila
  • jeeraka ghrita
  • jeerakadyarishta など

ホームレメディ

これらはあくまで軽く不調を感じる時のためのホームレメディです。お試しの際は自己責任でお願いします。辛い症状がある場合には我慢せずに病院に行きましょう。

食欲不振、消化不良、お腹にガスが溜まる

・ティースプーン一杯のクミンパウダー
・ティースプーン一杯のはちみつ
→混ぜてなめる

クミンパウダーはプライパン等で乾煎りしてから、すり鉢すりこぎなど(ミキサーでも可)でつぶしパウダー状にしたものを使う。

発熱に

・クミンシード
・コリアンダーシード
・フェンネルシード
→同量(合計でティースプーン一杯分になるように)
→これを沸騰したお湯に10分間浸ける
→生温くなるまで冷まし、飲む

軽いお腹の痛みに

・1/3ティースプーンのクミンパウダー
・ひとつまみのヒング(Asafoetida)
・ひとつまみの岩塩
→これらを混ぜて口の中で噛む
→温かいお湯を飲む

焼けるような痛みの場合は摂らないでください。

吐き気、胃のむかつきに

・ティースプーン一杯のクミンシード
・ひとつまみのナツメグパウダー
→これを沸騰したお湯に10分浸ける
→少しずつ飲む

母乳の分泌を促す

・クミンパウダー
・ヤシ糖
→ティースプーン一杯ずつを混ぜる
→温かい牛乳と一緒に摂る