家庭で使える野菜図鑑 −ゴーヤ−

家庭で使える−野菜図鑑

暑い夏の夜ご飯に、ビールと一緒にいただく熱々のゴーヤチャンプルーは至極の一品。東洋医学でゴーヤは「清暑熱(せいしょねつ)」といって夏の暑気あたりを解消するとも言われています。

また、北インドでも頻繁に調理される野菜です。チャパティと呼ばれるインドのパンとの相性は抜群。

糖尿病、寄生虫、皮膚病、傷などの症状、また血液の浄化に使われます。

学名:Momordia charantia Linn.
科:Cucurbitaceae
ヒンディー語:karela
サンスクリット語:kaaravellaka

Rasapanchak(薬草の性質)

Rasa(味)=tikta(苦い)、katu(辛い)
Guna(性質)=laghu(軽い)、ruksha(乾燥)
Vipaka(消化後の味)=katu(辛い)
Virya=温性(Ushna)
karma=pitta kapha hara(ピッタとカファを下げるが、ヴァータは上げない)

Karma(薬草の働き)

  • deepana(消化力、食欲をあげる)
  • pandhu ghna(貧血を防ぐ)
  • vrana shodhana(傷を清潔にする、傷の治りを早める)
  • rakta shodhana(血をきれいにする)
  • pittasra(鼻血、歯茎からの出血、出血量の多い生理などに)
  • shwasa kasa (咳、喘息に)
  • prameha(糖尿病に)
  • kushta (皮膚病に)
  • kotha(アレルギー性皮膚炎に)
  • jwara(発熱に)
  • krimi ghna(寄生虫に)

使用部位

服用量

絞り汁 10-20ml
(摂り過ぎは禁物!)

ゴーヤが入っているアーユルヴェーダの薬

  • Brihat sarva jwarahara lauha
  • Aragwadhadi kashayam   など

ゴーヤに含まれる栄養素(現代の研究より)

  • ビタミンC
     …ゴーヤにはビタミンCがトマトの5倍も含まれている。抗酸化作用があり、血管の老化や動脈硬化を防ぐ。
  • カリウム
     …利尿作用とナトリウム排出作用があり、それによる血圧降下作用もある。
  • 鉄分
     …赤血球の生成に欠かせない。貧血を防ぐ。
  • 血糖値の降下作用も報告されている。
ゴーヤに含まれる成分キニーネは早期、中期の流産を引き起こす作用があるので、妊婦の方は注意しましょう。

ホームレメディ

これらはあくまで軽く不調を感じる時のためのホームレメディです。お試しの際は自己責任でお願いします。辛い症状がある場合には我慢せずに病院に行きましょう。

発熱に

・ゴーヤの絞り汁(テーブルスプーン2杯)を1日に三回飲む

種を取り除いてからざっくりと切り、ミキサーにかけると楽に搾り汁が取れます。

血糖値が高めの方に

・ゴーヤの絞り汁(テーブルスプーン2杯)
・ターメリックパウダー(1/4ティースプーン)
→混ぜたものを食事の15分前に摂る

皮膚病、やけど、傷に

・ゴーヤの葉をすり潰したものを患部に貼付ける

皮膚病の場合、ゴーヤの絞り汁をテーブルスプーン2杯朝晩飲むとよりよい。

便秘、痔、貧血、肝臓の浄化に

・ゴーヤを調理して食べる

腸内の寄生虫に

・ゴーヤの絞り汁(テーブルスプーン1杯)
・trikatu(ひとつまみ)
→混ぜたものを1日に3回(食事の30分前に)摂る
→1週間続ける

Trikatu(トリカトゥ)とは
・しょうがパウダー
・黒コショウパウダー
・長コショウパウダー
を同量混ぜ合わせたものです。