はちみつは過熱すると毒になる?

家庭で使える−食べ物図鑑

アーユルヴェーダで「はちみつ」は薬に混ぜて経口薬として使われたり、傷に塗って治りを早くしたり、バスティといって肛門から煎じ薬を入れる治療法にと。様々な場面で使われています。

マーケットでは砂糖が混ぜられた純正ではないはちみつも売られているので、注意しましょう。

性質

・Rasa(味)=kashaya(渋み) madhura(甘い)
・Guna(性質)=ruksha(乾性)
・karma=kapha hara vata vardhaka(カファを下げ、ヴァータをあげる)
     chedi(固いものや脂肪を削る)

古いはちみつはよりカファを下げる効果があります。

こんな症状に

  • 喉の渇き
  • カファ性の症状に
  • 毒に
  • げっぷ
  • 出血障害
  • 糖尿病
  • 皮膚病
  • 寄生虫
  • 嘔吐
  • 喘息
  • 下痢
Ash. hr. su 5/51-52

はちみつを摂る際に気をつけること

はちみつは正しい使い方を素晴らしい働きをしますが、間違った食べ方をすると毒になります。以下、はちみつを摂る気をつけるべきことを書きました。

①はちみつを過熱しない

はちみつを過熱して摂ること、または暑い季節に摂ること、はちみつを熱い食べ物と混ぜて摂ること、暑さにやられている人がはちみつを食べることは、体を破壊する。

Ash. Hrd. Su. 5/53-54

アーユルヴェーダでは体の中に「スロータス」という管のようなものがたくさん存在すると考えられていますが、はちみつは過熱すると消化しにくくなり(毒素)アーマとなりこの管に糊のように引っ付き、時に塞いでしまいます。

これによって細胞は栄養を十分に受け取ることも不要なものを排出することもできず、体の代謝を妨げます。

また、アーマはほとんどの病気の原因と言われています。

過熱したはちみつによって体の中にできたアーマは取り除くのが難しいので、はちみつ入りのパンやお菓子を買う場合はご注意を。おいしいんですけどね。。

紅茶やハーブティーにはちみつを入れて飲みたい!って時には…お茶を人肌程度に冷ましてから、はちみつを混ぜましょう。

②はちみつとギーを同量混ぜて食べない

アーユルヴェーダの古典書には「体に悪い食べ合わせ」が書かれていますが、その中のひとつが「はちみつとギーを同量混ぜて食べると毒になる」です。

ギーは冷たい性質で、はちみつは温かい性質です。両極端な性質を一緒にとることは、体に良くないとされています。

両方を一緒に摂る場合は、はちみつとギーの比率が一緒にならないように量を変えて摂りましょう。

ホームレメディ

これらはあくまで軽く不調を感じる時のためのホームレメディです。お試しの際は自己責任でお願いします。辛い症状がある場合には我慢せずに病院に行きましょう。

便秘、胃酸過多に

・はちみつ(スプーン1杯)
・レモンの絞り汁(少々)
・人肌に冷ましたお湯
→これらを混ぜて、朝一番に飲む

はちみつは即座に体にエネルギーを与えるので、ファスティングにも使えます。

やけどや傷に

はちみつを患部に塗る

不眠、滋養強壮に

・はちみつ(ティースプーン2杯)
・人肌に冷ましたお湯(カップ一杯ほど)
→寝る前に飲む

はちみつだけ食べても可。