今、インドアーユルヴェーダ病院ってどうなってるの?

研修医日記
Satomi
みなさん、ご無沙汰しております〜
新型ウイルスで世界中が大変な状況ですが、いかがお過ごしでしょうか?

まずは近況報告を。
ご存知の方もいると思いますが、わたしは1年間アーユルヴェーダ研修医としてインドはデリーにある大学病院で働いていました。

インターンシップは4月9日に終わる予定だったのですが、それを数日残した3月末にインド政府がロックダウンを発表。当初は3月31日までの予定だったのですが、延長され21日間(4月14日まで)となりました。(もっと延長される予定)

わたしたちアーユルヴェーダ研修医は自宅待機を命じられ、一昨日インターンシップが事実上終わりました。寮の部屋で…涙
5年半の終わりがこんな形になるとは思ってもみませんでしたよ。

わたしはインターンシップが終了した後、南インドにいってひと月程トレーニングを積みたかったのですが全部白紙になりました。。(しょうがない!命の方が大事!)

COVID-19へのアーユルヴェーダ病院の対応(デリーにあるわたしが働いていた病院の場合)

3月の始め:
・インドでもコロナの陽性患者が出始めたころ、まだ危機感はなく通常通り沢山の患者さんが病院に訪れていました。マスクをしている人もまばら。めちゃめちゃ咳してるのにマスクしてない患者さんも結構いました。

・患者さんにマスク指導。リスクが高いお年寄りの患者さんには緊急時ではない限り、病院に来ないように指導が行われていました。(そもそもアーユルヴェーダ病院に緊急の患者さんは来ませんが)

・アーユルヴェーダ大学の授業は休講に。

3月中旬:
・呼吸器系に効く薬草茶が、病院の入り口で配られ始めました。
・ロックダウン後、病院に来る患者数は減少。少数の外来診療のみ。
・病院の入り口で体温検査開始。

4月頭:
・病院内にCOVID-19隔離施設完成。
・外来診療は縮小し、ひとつだけに。
・それでも一日80人以上の患者さんが訪れています。
・隔離施設は4月の第3週から稼働予定

インドでアーユルヴェーダはコロナ治療に使われているの?

中国では90%以上のコロナ陽性患者さんが、西洋医学とともに伝統中国医学の治療を受け良い成果を上げたなんて記事を読みました。

インドでは西洋医学が主流で、西洋医学の医師は基本的にアーユルヴェーダを軽視しているためインドの伝統医療と組み合わせてコロナの治療を行っているところは少ないようです。

南インドのケーララ州ではアーユルヴェーダを使ったコロナ治療&予防が積極的に行われているようですが、実際に西洋医学と併用して使われているかということろはまだ確認が取れてません。

私の住むデリーでは、アーユルヴェーダと組み合わせてコロナ治療を行っている病院は今のところありません。

これからどうなる?

4月11日現在。
インドのCOVID-19感染者は7,529人。回復した人は653人。死者242人。
デリーでは感染者864人。回復した人は25人。死者は14人。

ロックダウンしても上がり続ける感染者に、いつまでこの状態が続くのか先が見えない状況が続きますが、早く事態の収束と、感染した方々の早期回復を祈ります。

そして、インド伝統医学の知識が少しでも苦しむ人々の力になれたら嬉しいですね。

全てはいつか終わりがくる

全然関係ないんですけど、以前、ネパールに行った時にヴィパッサナー瞑想の合宿(10日間誰とも話してはいけない)に参加したんですが、1日10時間以上瞑想が辛くて諦めそうな時に指導者の方が「全てはanitya〜」と何度も言っていたことを今ふと思い出しました。

nityaというのはサンスクリット語で「永遠」
aは「〜ではない」
つまりanitya 「永遠ではない、いつか終わりがくる」っていう意味です。

例えば瞑想している途中に蚊に刺されたとします。
かゆいんです。とてもかゆいんです。

でもその状況って一生続く訳じゃないんですよね。かゆいなーっていうその状態を冷静にただただ客観的に見つめていると、徐々に収まっていきます。

でも、かゆい!って反応してしまうともっとかゆくなったりします。

これって今の私たちの状況に似ているなと。
外出できなかったり好きな人たちに会えないし先が見えない暗いニュースは続くしで、ついつい反応してしまうけど、この状況は永遠に続くわけじゃないんですよね。当たり前だけど。

今を見つめて、反応せずに、今出来ることを淡々とこなしていこうと外出禁止20日目くらいにようやく思えました。(遅すぎる…涙)

インド在住の方は、ロックダウン延長するようなので頑張りましょうねー!

わたしはさぼりまくってたブログ毎日更新します…
宣言しないとすぐ心折れそうなのでここに明記。
(さぼってたら叱って下さい…)

ルームメイトがメヘンディ(薬草のペーストで描く消えるタトゥーみたいなやつ)をしてくれました。みなさんも楽しいお家時間を!
Satomi
明日はインドのAYUSH省(伝統医学省)が勧める、アーユルヴェーダ的免疫の高め方について書きます〜
では、また明日!